【ウォータージャンプ】キッカーの飛びが上達するスキーオフトレ

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 スキーでキッカーをかっこよく飛びたい、うまくなりたい!と思いませんか?

 特にフリップや3Dなどのトリックを覚えたいならば、安全に上達できるウォータージャンプがおすすめです。ここでは、初めてウォータージャンプにチャレンジしたい方のために、利用方法などをご紹介します。

ウォータージャンプとは

 ウォータージャンプは、プールサイドにあるような緑のブラシでできた斜面に続くジャンプ台をスキーなどで滑り降り、飛んでプールに着水する施設です。

 フリーライドスキーやモーグルのトリックを磨き、冬に雪上で試したい方はもちろん、単純に楽しい夏のレクリエーションとして楽しむ方も多くいます。

必要な道具

 ウォータージャンプで必要なものはおおむね以下の通りですが、一式レンタルすることもできます。

  • スキー板:痛むので、自前の場合は使わなくなった板にしましょう
  • ヘルメット:頭を守れればスキー用でなくても構いません
  • ウェットスーツ:回数通うなら1万円程度から買えます
  • ブーツ:これも、自前の場合は使わなくなったものを
  • ストック:あってもなくても可
  • ライフジャケット:無料で貸しているところもあります
  • 軍手:グローブ代わりに

利用の流れ

 1.スキー以外の道具をすべて装着したら、スキーをかついで階段やスロープを上りスタート地点へ向かいます。レベルに合わせて高さが何コースかありますので、低いところから始めていきましょう。

 2.スタート地点に着いたら、板を履きます。ここによく石鹸や食器用洗剤などが置いてあり、濡れたブラシの上を板がよく滑るようソールに塗り込みます。スピードが出て欲しくない方は控えましょう。

 3.板を装着したら、飛ぶ順番待ちです。他のコースの方とバッティングしないようにタイミングを見計らいますが、係の方が交通整理してくれるところもあります。

 4.自分の番がきたら、あとはスタートして飛ぶだけです。エッジは使わず直滑降で滑り、ジャンプ台に合わせて踏み切りましょう。

 5.トリックをした後はプールに着水します。次の人の邪魔にならないよう、進行方向へ泳いで進みます。このとき、バックスクラッチャーのようにスキーのテールを背中にくっつけるようにして泳ぐと、泳ぎやすいです。

 6.板を脱いでプールを上がり、かついで再びスタート地点に戻ります。

注意点

 安全に飛べるとはいえ、ジャンプ台から水面まで落差があると、落ち方によってはケガのもとです。腹や背中から落ちればあざができるほどですし、側頭から落ちて鼓膜を破ったなんて話も聞きます。

 また、ブラシの上で転倒すると、雪上と違っていたーい目にあいます。

 それから、板やストックをプールに落とすと水没して、潜って取りに行くハメになります。板はビンディングが外れてもいいように紐でブーツにくくりつけましょう。ストックは浮きやすいアルミ製にするか、水没が心配ならばノーストックでも構いません。

費用

 施設の利用料金はおおむね一日4~5千円といったところではないでしょうか。これにレンタル代を入れて、手ぶらでも1万円からお釣りがくる程度です。

 費用を抑えたい方は、道具を一式自前で揃えましょう。どれをとっても新品である必要はなく、使えれば問題ないのでネットに転がっているもので十分です。

ウォータージャンプのコツ

 雪に比べれば圧倒的に安全なため、慣れてくればでっかく飛びたくなります。そうなると、いかにスキーが滑るかにかかってくるので、ワックスやロウ、石鹸を塗り込むなど工夫が必要です。

いきなり雪上ではできないことも、ウォータージャンプならできます!